不動産クラウドファンディングおすすめ3社|金額別に比較 | 不動産クラファン登録前ノート

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不動産クラウドファンディングの「おすすめ」は、1位から順に登録すれば決まるものではありません。最低出資額、資金を使わない期間、許容できる損失、契約形態が自分の条件に合うかで候補は変わります。
この記事では、FUNDROP、利回りくん、TSON FUNDINGの3サービスを同じ7項目で比較します。1万円から確認したい人、10万円を一定期間拘束できる人、今回は見送る人に分けて、登録を続ける条件を整理します。表示されている想定利回りや過去実績だけで順位は付けません。
この記事で確認すること
・3社を同じ7項目で比べた2026年9月2日時点の事実
・1万円からの2社と10万円からの1社の違い
・元本割れ、換金、事業者リスクを踏まえた進む・見送るの基準
3社は順位ではなく出資額と確認条件で選ぶ
比較対象は、不動産特定共同事業に関する許可表示が公式サイトで確認でき、オンラインで案件情報を公開している3サービスです。ただし、許可があることは、個別ファンドの元本や分配を保証するものではありません。許可表示を入口に、契約成立前書面、対象不動産、運用期間、終了条件を確認します。
2026年9月2日時点で公式サイトから確認した基本情報は次のとおりです。
| 共通7項目 | FUNDROP | 利回りくん | TSON FUNDING |
|---|---|---|---|
| 1. 最低出資額の案内 | 1万円から。個別ファンド優先 | 1口1万円から | 1口10万円から |
| 2. 運営者 | ONE DROP INVESTMENT株式会社 | 株式会社シーラ | 株式会社TSON |
| 3. 許可表示 | 神奈川県知事 第28号 | 東京都知事 第155号 | 愛知県知事 第6号 |
| 4. 契約形態 | 個別書面で確認 | 個別書面で確認 | 匿名組合型・任意組合型の案内あり |
| 5. 募集・申込 | 先着式と抽選式。案件ごとに確認 | 募集中・募集予定の案件ごとに確認 | 案件ごとの募集方式を確認 |
| 6. 換金・出口 | 中途解約、譲渡、償還条件を個別確認 | 中途解約、譲渡、償還条件を個別確認 | 契約形態別に期間・譲渡・出口を確認 |
| 7. 特に見る点 | 1万円、短期案件例、入出金費用 | 案件種類、運用期間、1万円単位 | 10万円、2契約形態、上場廃止後の現行運営 |
最低出資額・募集中の案件・運用期間・募集方式・契約形態は変わります。表はサービス全体の案内であり、出資時は個別ファンドの契約成立前書面を優先してください。
条件確認日:2026-08-27
比較する共通7項目
最低出資額だけでは、どのサービスが自分に合うか決まりません。比較時は次の7項目を、必ず同じ順序で見ます。
- 1口または最低申込額はいくらか
- 運営会社は誰か
- 許可番号と電子取引業務の表示が確認できるか
- 契約形態と投資家の権利・責任は何か
- 先着、抽選、審査など申込条件はどうか
- 中途解約、譲渡、償還、延長はどう定められているか
- 自分が追加で確認すべき固有条件は何か
たとえば1万円から出資できても、出金手数料がかかる、希望する短期案件が募集されていない、抽選に外れるといった場合があります。10万円からでも、契約形態や運用期間が自分の目的に合う場合があります。最低額は候補を絞る入口であって、優劣の結論ではありません。
仕組みをまだ確認していない場合は、先に不動産クラウドファンディングとは何かを読み、登録、出資、運用、償還を分けて把握してください。
登録と出資は別の手続き
3社とも、会員・投資家登録を済ませただけで個別ファンドへの出資が成立するわけではありません。本人確認や審査の後に、案件を選び、契約成立前書面を読み、応募・契約・入金などの手続きを行います。
登録を済ませても、募集枠がない、先着募集が終了する、抽選に外れることがあります。反対に、登録後に希望条件の案件がなければ出資しない選択もできます。登録数を競うのではなく、通知や書類を管理できる範囲に絞ります。
1万円から確認するならFUNDROPと利回りくん
1回の損失許容額を1万円程度に抑えたい場合は、公式サイトで1万円からと案内しているFUNDROPと利回りくんが比較候補です。少額なら元本割れが起きないわけではありませんが、10万円単位のサービスより、初回の金額を抑えたり、時期や案件を分けたりしやすくなります。
同じ1万円でも、対象不動産、運用期間、募集方式、劣後出資、分配原資は案件ごとに異なります。まず「1万円で応募できるか」を見て、次に「1万円を償還まで使わずに置けるか」「最悪1万円を失っても生活へ影響しないか」を確認します。
FUNDROPが候補になる条件
FUNDROPは、公式の初心者向け案内で1万円からと表示し、ONE DROP INVESTMENT株式会社が運営しています。公式サイトには不動産特定共同事業の許可として神奈川県知事第28号が表示されています。
2026年9月2日に公式案件一覧を確認した範囲では、1口1万円で、6~7か月の運用期間を示す案件例がありました。また、公式の利用の流れでは、先着式と抽選式の両方が案内されています。これはサービス全体の全案件が短期または同じ募集方式という意味ではありません。個別案件の期間、募集枠、応募単位、契約書面を毎回確認できる人が候補にできます。
FUNDROPを詳しく確認する場合は、FUNDROPの評判と登録前の確認点に進んでください。
利回りくんが候補になる条件
利回りくんは、公式サイトで1口1万円からと案内し、株式会社シーラが運営しています。公式サイトの許可表示は東京都知事第155号です。
案件の種類や期間は変動するため、サービス名の印象ではなく、募集ページと契約成立前書面を確認します。1万円から始められる点に加え、希望する運用期間、物件用途、募集方式、換金条件がそろっているかを見る必要があります。登録後に募集中案件が自分の条件に合わなければ、出資を待てる人が候補です。
個別確認は利回りくんの評判と1万円・案件種類・元本リスクで整理しています。
10万円を拘束できるならTSON FUNDINGも比較する
TSON FUNDINGは、公式サイトで1口10万円からと案内しています。1万円単位の2社より初回の出資額が大きくなるため、10万円を運用・償還まで使わずに置けるか、元本割れ時の影響を受け入れられるかを先に確認します。
運営会社は株式会社TSONで、公式サイトに愛知県知事第6号の許可表示があります。また、匿名組合型と任意組合型の2種類が案内されており、契約期間、投資家の権利・責任、税務上の扱いなどを同じものとして比べないことが重要です。
上場廃止・許認可・2契約形態を確認
株式会社TSONの株式は、名古屋証券取引所メイン市場で2023年12月27日に上場廃止となりました。日本取引所グループの公表では、会社からの上場廃止申請を受け、取引所が決定したものです。TSONのIRにも上場廃止申請と上場廃止に関する公表があります。
この事実だけで、現在の個別ファンドが危険または安全だと結論付けることはできません。一方、上場企業としての継続的な市場開示がなくなったことは、情報確認の方法が変わったという比較材料です。現在の会社情報、許可表示、財務・運用情報、契約書面、問い合わせ対応を自分で確認します。
匿名組合型と任意組合型では、公式サイト上の案内でも運用期間や責任関係などが異なります。名称だけで選ばず、どの契約の当事者となり、損失・費用・譲渡・終了をどう負担するかを契約成立前書面で確認してください。詳しくはTSON FUNDINGの評判・上場廃止と現在の運営で事実を分けて確認できます。
3社に共通する元本割れ・換金・事業者リスク
3社の最低出資額や案件内容は異なりますが、不動産事業へ出資する以上、次のリスクは共通します。
- 賃料低下、空室、修繕費の増加により分配が減る
- 不動産価格の下落により元本割れが起こる
- 売却延期などにより運用や償還が延びる
- 中途解約や第三者への譲渡が難しい
- 事業者の経営悪化や運用停止の影響を受ける
- 災害や法令変更により収支が変わる
優先劣後、賃料保証、保険などがある場合も、対象範囲と上限があります。用語が表示されているだけで元本全体が守られるわけではありません。利益を比べる前に、最大損失と資金拘束を比べます。
過去実績を将来保証にしない
過去に元本割れがなかった、予定どおり分配されたという実績は、運営経験を確認する材料の一つです。しかし、次に募集される物件の賃貸状況、取得価格、売却先、災害、事業者の財務状態は同じではありません。
実績を見るときは、件数や割合だけでなく、確認時点、集計範囲、遅延や延長の扱いを確認します。将来の分配や償還を保証する表現として使わず、個別ファンドの情報を優先します。
条件別に登録を続ける先か見送るか決める
3社から候補を絞る基準は、次のように整理できます。
| 自分の条件 | 次に確認する候補 | 出資前の停止条件 |
|---|---|---|
| 損失許容額を1万円程度に抑えたい | FUNDROP、利回りくん | 希望期間・案件・募集が合わないなら待つ |
| 10万円を一定期間使わずに置ける | TSON FUNDINGを含める | 契約形態と責任を説明できないなら進まない |
| 元本割れを受け入れられない | 今回は見送り | 元本保証の商品ではないため登録を急がない |
| 近く使う予定の資金しかない | 今回は見送り | 中途換金を前提にしない |
| 書面を読む時間が取れない | 今回は見送り | 利回りや広告だけで決めない |
1万円の2社は少額から比較しやすく、TSON FUNDINGは10万円と2つの契約形態を確認できる人の候補です。どれも元本保証ではなく、投資しない選択を含めて判断します。登録先は、余剰資金・拘束期間・損失許容・契約理解の4条件を満たすサービスだけに絞ってください。
※本記事は2026年9月2日時点の公開情報を確認して作成しています。最新の条件は契約成立前書面・各提供者の案内をご確認ください。
参照した一次情報(非リンク)
- FUNDROP公式サイト(fundrop.jp)の「初心者の方へ」「ファンド一覧」
- 利回りくん公式サイト(rimawarikun.com)
- TSON FUNDING公式サイト(tson-funding.jp)のサービス概要・リスク情報
- 株式会社TSON「IR・ニュースリリース」(tson.co.jp)
- 日本取引所グループ「上場廃止等の決定:TSON」
https://www.jpx.co.jp/news/1021/20231129-18.html
不動産クラファン登録前ノート編集部
不動産クラウドファンディングについて、余剰資金・資金拘束・損失許容・契約と出口・登録実務の5点を、順位を付けずに同じ確認軸で整理しています。一次情報と各提供者の公式表記を優先し、変動する情報には確認日を記録しています。
